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2025.11.13

ツネイシカムテックスとジャパンハイドロが合同で小学生向け工場見学を実施

10月22日(水)、地域貢献活動の一環として、常石ともに学園の4年生・5年生約60名を招いて、ツネイシカムテックスのカーリサイクル工場とジャパンハイドロの見学を実施しました。
今回の工場見学は、子どもたちにリサイクルの仕組みや重要性、そして次世代エネルギーである水素の魅力を伝え、環境問題や資源の大切さを「見て・聞いて・学んでもらう」ことを目的にしています。

カーリサイクル工場では、普段は経験することのないエアバックの展開音を聞いたり、車のドアの取り外しや部品を丁寧に磨き上げる作業の様子を見学したりしました。さらに、リフトに乗って約7mの高さの商品棚から部品を取り出す作業や、重機で車を持ち上げて解体する「ニブラ」を見学。子どもたちは、身近な車が次々に解体され、小さくプレスされていく様子に驚きながら、熱心にメモをしていました。
 
(左)商品棚の見学 (右)ニブラによる解体を見学

見学の最後には、お楽しみ企画として廃車への“落書き体験”を実施!子どもたちは用意された車に、思い思いの絵やメッセージを楽しそうに描いていました。
  
色とりどりのペンで落書き

ジャパンハイドロでは、まず水素の重要性について説明を受けました。最初は水素に馴染みのない子どもたちでしたが、地球温暖化の原因である温室効果ガスを抑制するクリーンなエネルギーとして注目されていることを知ると、「すごい!」と声をあげていました。
その後、水素で動くエンジンの研究開発施設や水素を供給する水素ステーションを見学。桟橋に停泊していた水素エンジンを搭載した日本初のタグボート「天歐」や「ハイドロびんご」も間近で見ました。日本初の船が自分たちの地元・常石にあることを知り、子どもたちは興奮した様子でした。

模型を使って説明
 
(左)水素ステーションを見学 (右)水素エンジン搭載のタグボートを見学

後日、子どもたちからは
「車の部品を1つ1つ丁寧に包んでいてすごかった」
「車の落書きが楽しかった」
「水素エンジンは地球環境にやさしいことがわかった」
「水素のすごさや知識を家族に自慢できた。もっと水素について学んでみたい!」
など、多くのうれしい感想が寄せられました。
 
子どもたちからの手紙

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