リサイクル
リサイクルへの取り組み
ツネイシカムテックスは、地球環境及び地域環境への負荷をより少なくするため、リサイクルを積極的に進めています。
サーマルリサイクル発 電
固形物等焼却処理時に発生する熱エネルギーを蒸気として回収し、発電をおこなっています。
貴重なエネルギー資源の消費を抑え、CO2の排出削減に貢献しています。
マテリアルリサイクル土木・建築資材
固形物の焼却後に発生する焼却灰、焼却飛灰及び外部より受け入れる燃え殻、飛灰、汚染土壌は、溶融炉において溶融します。出来上がった溶融スラグ(メリッサ)は、土木・建築材料として活用されています。
焼却灰リサイクル道路資材
一般廃棄物や産業廃棄物の焼却灰を受け入れ、焼成処理をおこなっています。焼成された焼却灰は無害化され、人工砂に加工されます。
加工された人工砂は、道路に使用する路盤材や点字ブロック、雑草抑制資材、水質改善資材として用いられます。
リサイクルプロセス
- 1焼却灰受入ピット、破砕選別機
- 受け入れた焼却灰は、粉塵や臭気の問題が無いよう密閉されたピットで保管されます。
2,100立米のピットを有し、万が一、施設停止時でも受入を確保します。
受入後、破砕及び選別を行うことで製品への異物混入を防ぎ、鉄などの不適物を除去します。
- 2焼成炉:ロータリーキルン
- 還元剤を焼却灰に添加し、ロータリーキルン式焼成炉で約1,000℃の焼成処理を行い、重金属類の揮発分離・不溶化・ダイオキシン類の無害化を行います。
- 3粉砕機
- 焼成後、焼成物を冷却し、粉砕機で細かく粉砕します。
- 4造粒機
- 最後に粉砕品に、水・セメント・安定剤を加えて混合・造粒して人工砂を生産します。
- 5製品ストックヤード
- できあがった人工砂は、セメントが硬化するまで養生を行った後、出荷します。
製品(人工砂)
人工砂(アークサンド)の特長
- 焼成工程を経て土壌環境基準をクリア
- 吸水率の高さ(吸水率約20%程度の多孔質な生成物を製造)
リサイクル用途
- 下層路盤材
- 国土交通省”NETIS"(登録No.KT-050091)登録済
- (財)埼玉県試験建材センターにてRC-40(下層路盤)
基準値クリア(再生砕石とアークサンド15%混合)
- ヒートアイランド対策資材
- 雑草抑制資材として
- 水質改善用資材
人工砂利用事例
廃プラスチック・木くず・紙くずのリサイクル
RPF(固形燃料)
廃プラスチック、木くず、紙くずを原料としてRPFという固形燃料を製造します。理想的な高カロリー固形燃料で、製紙工場の炉などで利用されています。
廃タイヤリサイクル
廃タイヤの引き取り、中古タイヤの国内販売、チップ加工などをおこなっています。
再生油
常石工場では、創業事業である船舶のタンククリーニングを請け負っています。
この船舶のタンククリーニング等にて排出される廃液をリサイクル処理することによって、重油として使用できる再生油を生産し、限りある石油資源の有効活用に、再生油の生産で貢献しています。
肥料
独自の自己発酵システムにより、有機性の廃棄物を発酵処理し、有機性肥料を製造・販売しています。
当社の開発した微生物による汚泥の発酵処理は、汚泥に含まれる有機物と空気中の酸素を微生物に与えて発酵させ、そのとき発生する熱によって汚泥の水分を蒸発させるという方法です。エネルギー消費もごくわずかでとても経済的です。
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